(適応症)
血液にオゾンを混和 | 過酸化脂質代謝物(LOP)の作用で各臓器、血管などが一時的な過酸素状態になります。一般的に「視界が広がる」、「体が軽くなる」という体感があります。 その後、過酸素状態を打ち消そうとして「尿酸、アスコルビン酸、グルタチオン、メラトニン、ウロビリノーゲン」などの活性が数時間で高まります。 その結果、副交感神経系が優位な状態となり、「眠気、瞳孔の収縮、涙腺分泌、唾腺分泌」などが起こり、深い眠りと免疫力がアップして体質改善につながります。 高濃度ビタミンC、グルタチオンの点滴により、積極的な介入を行うことで効果を増強することも可能です。 |
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血液流動性の改善 | オゾン効果で血液サラサラ(流動性の向上)となります。赤血球膜の陰性 荷電が復活し、細胞膜の変形能が復活するためで、暗視野顕微鏡でその様子を観察することが出来ます。 |
末梢血管の拡張による循環改善 | 血管内皮細胞の一酸化窒素合成酵素が増加します。その結果一酸化窒素が増加して血管が拡張するのです。一酸化 窒素を増やして血管を拡げる作用のある薬には、狭心症治療薬のニトロ グリセリンやED治療のバイアグラなどがありますが、これも同じ原理です。 |
体内酸素化 | 赤血球の酸素運搬機能を一時的に向上させ、酸素が行き渡り末梢の場所にもせっせと 酸素を供給するようになります。 さらに骨髄の赤血球産生段階に作用して、2.3-DPG活性が高く酸素運搬機能が高い スーパー赤血球を生み出すことも明らかにされています。 一度生まれたスーパー赤血球は約100日働きます。 |
免疫の改善 | インターフェロンやインターロイキンなどもサイトカインを放出させることで免疫細胞の増加や活性化を起こし、 やがて免疫が強化されます。 |
エネルギー産生増加 | 細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアに働きかけて、ATPというエネルギー を増産させます。これには内臓脂肪などが消費され、エネルギーに転換されるのでダイエット効果が得られます。 |
抗酸化力の向上 | 細胞内の抗酸化酵素(SOD、カタラーゼ、グルタチオンなど)が増産されて、抗酸化力が強化されます。 これにより細胞内の活性酵素やフリーラジカルは直ちに消去されます。 |
幹細胞の稼働力 | 一酸化窒素の放出は、マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP-9)を活性 化して、骨髄幹細胞や、間葉幹細胞を稼働化し、細胞には究極の修復が行われます。 |
全身的には予防医療・各種疾患の発症遅延・抑制などに効果が期待できるとされ、ヨーロッパや国内で活用されています。